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血液浄化センター

当部門は血液透析を主とし血液浄化全般を行っております。
同時に透析患者様の足病変を見逃すことなく、フットケアにも重点を置き、救肢創傷治療センタースタッフ他・多職種連携を取り行っております。
SCHフィロソフィーに基づきしっかりとした連携をとり、患者様の生活を全力でバックアップさせていただきます。
血液浄化部 部長 塚田 大
当センターでは、医師・看護師・臨床工学技士・看護助手等が連携し「透析生活にあっても、その人らしい人生が送れること」を目標に日々のケアに努めています。
安全・安楽な医療・看護の提供に加え、慢性腎臓病によって引き起こされる合併症へのケアに尽力しています。中でも糖尿病や腎不全によって引き起こされる足病変のある患者様への治療を専門的に行っております。
足病変を治療するために透析処方や体液管理について話し合い、創傷治癒に向けたフットケアや栄養管理など、患者様一人ひとりに合わせたケアが提供できるよう多職種で連携しながら活動しています。
また、定期的な勉強会の開催や学会発表等を通して自己研鑽・スタッフ教育の機会を設けてより質の高い看護が提供できるように心がけています。
   血液浄化部 血液浄化センター 看護師長  
小山 貴也 (透析看護認定看護師)

月・水・金 火・木・土 週6日・全日3クール制
もっともきれいに処理された水と最新機器でおこなう人工血液透析をご提供いたします。
月~土夜間帯の透析もおこなっております。 センターは月~土曜日の23:00までスタッフが勤務しておりますので、お仕事の都合がある方も、夜間入室、透析開始時間をご相談いただけます。

循環器科等他の診療科のバックアップ
消化器内科、脳神経外科、心臓血管外科等、病院間の連携も充実。
トータル的な透析療法を確立させております。

定期的な検査
PTA(経皮的血管拡張術)によるシャント管理
透析開始・終了時にはシャント音の確認をスタッフが行います。また定期的に造影検査もしくは、超音波検査をして頂き閉塞を未然に防ぐようにしています。
検査で狭窄が見つかった場合は血管拡張術を行います。

ベット数45床(うち病棟6床)
維持透析患者数は155名を超えています。


足病変の予防に力を入れています
当院透析患者様にはABI(動脈硬化指数)測定、SPP(皮膚組織灌流圧)測定を定期的にして頂きその測定数値を基に上肢と下肢の観察をしています。
足や指の状態によって、吸着型血液浄化器(レオカーナ)、HBO(高気圧酸素)による治療もしております。
透析患者様の足の観察は週一回スタッフが行い、足の皮膚の状態について把握し、足病変予防に努めております。

イメージ

もちろんオンラインHDF

骨・関節痛、イライラ感、不眠、食欲不振、腎性貧血などに改善効果があると言われています。
※当院のエンドトキシン濃度は「ゼロ」を目標としてスタッフ一同努力しています。
45台中43台がオンラインHDF対応となっております。

オンラインHDFって

当院では、血液透析(HD)、血液濾過透析(HDF)、腹膜透析、これらの療法にて慢性腎不全 の患者様の治療を行っております。血液透析(HD)は低分子量物質の除去率は高いものの、β2ミクログロブリンに代表される大分子量物質の除去は血液濾過が優れており、血液透析 と血液濾過の良いところを併せ持つのが血液濾過透析(HDF)です。しかし、従来の血液濾過透析(HDF)は保険適用、又はコストの面で透析患者様全員が受ける事ができません。そこで開発されたのがOn-lineHDFです。今まで使用していたHDFの置換液の代わりにフィルター使い、透析液を清浄化して使用することで20L~40Lの大量置換が出来るようになりました。(HDFでの置換量は5L~10Lです)

夜間・休日体制

センターは月~土曜日(年末年始以外の祝日も含む)23:00までスタッフが勤務しております。
緊急の場合や何かお困りごとがある場合には連絡ください。

待合室

更衣室・待合室

待合室の奥に更衣室があり、左側は女性、右側は男性に分かれています。
当院外来透析患者さんには、事前に専用ロッカーをご用意しております。
着替えの後、待合室にてベッドの用意が出来るまでお待ちいただいております。

透析中に使用するベッドについて

各ベッドにアーム式液晶テレビ1台が設置されており、テレビカードを購入いただくことで視聴することが
可能です。
Free Wi-Fiも設置いたしております。

検査項目

必要に応じた検査の実施

・血液検査(月に2回行います)
・胸部エックス線撮影
・心電図
・動脈硬化の検査
・頭部・腹部CT
・シャント造影検査
・超音波検査(心臓・シャント・下肢血管)
・上部・下部消化器検査(内視鏡)
・SPP(皮膚灌流圧)検査

腎臓リハビリ

本院では他院に先駆けて腎臓リハビリテーションを行っております。
腎臓リハビリテーションとは透析患者の皆様の生活の質(QOL)向上、循環機能の安定化を主な目的として行う運動です。これにより、透析中の血圧の変動を防ぐ効果が期待できます。
リハビリテーションを続けることが大切ですので、手軽で安全かつ効果的な運動や電動サイクルマシーンの利用をご指導しております。

旅行透析

旅行透析のご案内

桑園中央病院は札幌駅の隣の駅、JR桑園駅が最寄り駅となっています。
夏のイベント会場や、雪祭りの大通り会場から近くとても便利なところにあります。
快適な透析を受けられ、良い旅でありますよう職員一同心よりご案内いたします。

旅行透析に関するお問い合わせはお電話でお願いしております。
(月~金曜日、土曜日の14:00~16:00が比較的、予約担当スタッフへおつなぎしやすい時間となっております)

旅行透析を受けられる方へ

玄関

東口正面玄関と西口裏玄関の2ヵ所です。
正面玄関は、平日 7:00~18:00・土曜7:00~14:00の間、ご利用いただけます。
それ以降および祝祭日は裏玄関をご利用ください。


当日受付時間

月~土 08:45~9:30
    16:00~18:00(夜間)
※現在、ベッドの都合上、夜間透析のみおこなっております。

月~金に来院される方は受付で保険証のご提示をお願いしております。
夜間・土曜祝日にお越しの方は、エレベーターをご利用になり2階の透析室で直接お声がけください。

ご持参頂く物

・保険証
・特定疾病療養受療証
・重度心身障者等医療費受給者証(道内在住の方のみ)
・フェイスタオル
・パジャマ(いつも使用されている物)

お会計

当日のお会計はできませんので、後日請求書を郵送いたしますので、振込みでのお支払いをお願いしております。
振込みが確認でき次第、領収書および明細書を郵送いたします。
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